政治家 statesman 2003 12 12
明治時代の大政治家に、大久保利通という政治家がいました。
彼は、こんなことがあったと、人から聞きました。
夜、ボロボロのコートを着て、国会の建物に入ろうとしたら、
守衛に捕まってしまったそうです。
もちろん、守衛も、捕まえた怪しい人物が、時の最高権力者だったとは、
驚きました。
明治時代は、庶民は、まだ貧しく、
自分だけ綺麗な格好はできないと思ったのでしょう。
今の政治家に、大久保利通のマネをしろとは、言わないが、
少なくとも、贅沢な生活は慎むべきです。
政治家の給料は、誰が払っているのか。
大部分の名もなき庶民でしょう。
政治家は、何のために存在するのか。
今の時代は、大企業やエリートは、政治家を必要としていないのです。
むしろ、邪魔だと思っているのです。
なかなか進まない改革に、頭に来ているのです。
政治家を必要としているのは、弱き庶民です。
しかし、今の政治家は、庶民感覚から、大きく、ずれている。
誰のための政治家なのか。
名声を得て、それを守るだけの政治家ではないか。